特定健診とがん検診

SPECIFIC

特定健診

基本的には国民健康保険被保険者や社会保険被保険者の家族の方を対象に、特定健康診断を行っています。

対象者

特定検診は、新座市、和光市、志木市、朝霞市の国民健康保険加入者で40歳以上、74歳以下が対象です。長寿検診は新座市の75歳以上の後期高齢者医療の被保険者が対象で、どちらに対しても受診券が送付されます。

費用

新座市、朝霞市の74歳以下の方および75歳以上の方・・・無料
志木市、和光市の74歳以下の方・・・1,000円

特定健康診断の内容

メタボリック症候群患者、メタボリック症候群予備軍の受診者を拾い上げるための健康診断です。

  • 血液検査
  • 心電図
  • 尿検査
  • (眼底検査)

がん検診(肺がん・大腸がん・前立腺がん)

肺がん検診

肺がんによる死者は、98年には胃がんを抜いてトップになりました。気管支の末梢や肺葉の奥にできる肺野型は、胸のX線写真で発見できます。肺門型は、太い気管支にできるのでX線写真ではとらえにくく、気管支鏡や喀痰の細胞検査で調べて見つけます。
たばこと深い関係があり、50歳以上で喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が600以上の人や、最近6ヵ月以内に血痰のあった人は高危険群です。当院での検査は、胸部レントゲン撮影を行います。

大腸がん検診

便潜血検査(2回法)で行っています。別々の日の便を指定の容器に入れて提出して下さい。陽性の場合は後日精密検査として、大腸内視鏡検査を行います。
ポリープ・癌が見つかることが多いですが、痔・腸炎でも陽性になります。しかし、陰性でも重大な病気が隠れていることがありますので、 30歳を越えたら一度は大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。

前立腺がん

前立腺ガンは日本で現在最も増加率の高いガンです。

中高年の男性に多く見られ、ここ数年、急激に増加しています。日本の前立腺がん死亡数の増加率は、全てのがんの中で第1位となっています。前立腺がんは、前立腺の外側に発生することが多いため、尿道や膀胱に影響が出てくるのは、ある程度がんが進行してからになります。
つまり、前立腺がんは、初期には自覚症状がなく、尿が出にくいなどの症状が現れた時にはすでにがんが進行しているという怖い病気なのです。

早期に発見するためにPSA(ピーエスエー)検査と呼ばれる簡単な血液検査を行ないます。PSAとは「Prostate Specific Antigen(前立腺特異抗原)」の略で、もともと前立腺内でつくられる物質です。前立腺がんになると、血液中でPSAの量が増えていきます。PSA検査では、PSAの血中濃度を調べることで、前立腺がんの可能性の有無を調べます。

※新座市のがん検診の内容には含まれていません。

市の人間ドック

市の人間ドックについては以下のボタンより詳細をご確認ください。